リヤカー免許

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11月初旬に学園祭に行った母校の大学で。僕の入っていたサークルでは、毎年グランドに大きな迷路を作っているということは以前のエントリでも書きました。その材料のダンボールを集めるため、部員は9月の授業が始まると空き時間にシフトを組んで交代で近所のスーパーや工場や卸問屋を回るのです。サークルでリヤカーを数台持っていてそれを引き引き街中を歩き回るのが風物詩でした。大学の目の前を流れる元荒川にかかる橋を渡るときに、橋の入口にあるポールとポールの間をぶつけずに通れるかどうかというのが、こいつはリヤカーの運転の優劣を分けるものでした。上手に通れるとリヤカー免許皆伝などといって遊んでいたものでした。

使わない時に停めておくのは1号館と2号館の間の空き地。1号館は理科専修の建物で百葉箱や花壇、ビニールハウスなどが同じ場所にあります。僕が通っていた頃と同じリヤカーが同じ場所に同じように停まっていました。