大失敗

CNV000017
大人の科学マガジン付録のピンホールカメラで撮影したフィルムを2本現像に出しました。7月の終わり以来2ヶ月ぶりでした。2本目はまだ撮りきっていなくてカメラ屋に行く道すがら10枚くらい撮影したのだけれど、フィルムを出した時に大失敗に気がつきました。肝心要のピンホール部分がビニールテープに覆われて埋まってしまっていたのです。このカメラ、シャッターユニットピンホールをはめ込んで撮影するのは楽なんですけれども、今回はシャッターユニットを使わず、箱に直接ピンホールを貼り付けてより広角に取れるようにしていたために起こった失敗でした。これは1枚も写っていないかもなと待つこと数時間。

受け取ったネガを見ると予想通りほとんどが未露光。何らかの像が写っているような気がするのもわずか3枚。それもぶれぶれのボケボケです。持ち運びのウェストポーチの中で何度もふたが取れていたこともあって、期待はしていなかったのですが、ピンホールがふさがっていたというのはなんとも情けない失敗。このカメラ、広角の方が好みの写真が撮れるのですけれども、撮影はシャッターユニットが使える標準タイプの方が楽ですね。

上の写真は問題なかった1本目のフィルムから。7月の終わりに職場の目の前の小学校で盆踊りをやっているのを見物に行って撮った1枚。露光は5分くらいだったように思う。たくさんの人がやぐらの周りを囲み、カメラの前を通り過ぎて行ったけれども人影はきれいに消えている。