iTMS Japan?

今日はこの関連記事をクリップする人がきっと多いことでしょう。国内初の提携発表。今回こそ飛ばし記事でないことを祈りましょう。1曲210円、アルバム2000円というところでしょうか。他サービスと比較すると安いのかもしれませんが、まだ高い印象です。尾崎豊の「100円玉で買えるぬくもり」ではありませんが、缶ジュース程度の値段で1曲変えると良いのですが。というのも・・・

<エイベックス配信>iPodで、あゆの歌声 日本初

 大手レコード会社、エイベックス・グループ・ホールディングスは14日、米アップルコンピュータが日本国内で始める音楽配信事業「アイ・チューンズ・ミュージック・ストア(iTMS)」に楽曲を提供すると発表した。日本のレコード会社の提供は初めて。
 現在、アップルの携帯デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」で、エイベックスの浜崎あゆみさんらの曲を聴くには、CDからパソコンに取り込む必要があったが、iTMSで直接取り込めることになる。
 日本はレコード会社の厳格な著作権管理などが障害になり、iTMSが始まっていない。
 サービスは年内に始まる見通し。料金はエイベックスが自社で行っている音楽配信事業(1曲210円)と同水準になりそうだ。【後藤逸郎】
毎日新聞) - 7月15日7時46分更新

というのも・・・・
僕はJAZZのCDを聴くのも好きなのですが、基本的に購入するのは1950年代から1960年代の復刻版のCDばかりです。東芝ソニー、ビクターあたりが、超メジャーレーベルの版権を持っています。1990年代の半ばからJAZZの世界ではレコードのジャケットに似せた限定の紙ジャケット版というのが販売され始めました。大体2000円から2500円しました。しかし、通常版というか廉価版のプラケースの作品は当時から1500円程度で販売されているのです。

ダウンロードサービスで購入できるコンテンツに含まれているのは楽曲そのものです。ジャケットの写真くらいはついているかもしれませんがケースもない、歌詞カードもない。コンテンツ以外に付加価値のあるものはないのです。

ツタヤでレンタルしてきたって良いわけですから、iPodでPCのiTunesで聴けるだけのコンテンツは限りなく購入しやすい安価でなければいけないと思うのです。

新曲は多少高くなっても仕方ありませんが、廉価版の存在するリバイバルや定番アルバムは是非、同等もしくはそれ以下の値段で販売して欲しいものです。