型遊びとベーゴマ

近所のコミュニティセンタでお祭りがあって、そこに「あそびの学校」が来るというので家族で出かけました。コミニティセンタ横の公園で型遊びとベーゴマを満喫してきました。。

「あそびの学校」というのは、昔の遊びを今の子ども達に伝えようという活動をずっとしている所で、僕が遊びに行くのは今日で2回目。
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 型遊びというのは、粘土と色粉を使った遊びで、型屋から材料を買って、動物や人物や建物の形をした雌型に粘土を押し込んで型を取り、その上に色とりどりの色粉をまぶしてきれいに仕上げたものを型屋に見せて点数を集めて楽しむもので、きれいに仕上げる作業も面白ければ、1個作ると出来によってもらえる500点とか1000点とかいう点数を集めて、色粉をもらったり(1000点)、型をもらったり(数万点)するのも楽しい。
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 型屋というのは昔はたくさんいて、子ども達の遊びの1つをになっていたらしい。最初の材料は現金でなければ買えなくて、何色もの色粉をふんだんに使っていないと高得点は取れない。皆がねらう格好良い型は何万点もしてなかなか点数がたまらないから、何日も型屋の所に通って現金を落としてこつこつ点数をためる、いよいよ狙いの点数に届くぞ、というときには型屋はどろんして、点数だけが手元に残る。なんだよという悔しさも忘れ点数もどこかにいってしまう半年くらいが過ぎるとまたふらりと型屋が町に現れて子ども達を熱中させる、という繰り返しだったようだ。

娘が幼稚園の友達集団と一緒に型に夢中になっている間に僕はベーゴマで遊ぶ。小学校高学年くらいのときにやったきり、数十年なのでまったくまわせない。小一時間練習して、やっと出来るようになった。
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ベテランの方は鉄やすりでエッジを立てたり、鉛球をつけて重量を増したり、色をつけて回ったときの模様を楽しんだりとなかなかに奥深い遊びです。真剣勝負のホンコ(というようです)の時には負けたら使ったベーゴマは相手に取られるのだけれども今日はお遊びの練習で、いろいろと教えていただきました。

子ども達も満喫していましたが、僕も十二分に楽しんだ一日でした。