ニートが生まれるのは、むしろ経済的に苦しい家庭

日経新聞東京大学玄田有史助教授が報告しているらしい。元記事を読めていないので二次情報だが、余裕があるから養えると思っていたがそうでもないらしい。

ところが違うのである。玄田助教授によればこういうことらしい:

1. 2002年の調査によれば「無業者」は全国で213万2千人。フリーター人口の209万人にほぼ匹敵する。バブル崩壊後の「失われた十年」で80万人以上増えた。
2. 無業者の中身が問題。「求職型」(就職希望を表明死活求職活動を行っている人)は128万5千人。「非求職型」(就職希望を表明しながら求職活動を行っていない人)は42万6千人。「非希望型」(そもそも就職希望すら表明していない人)は42万1千人。
3. ニートとは、これら非求職型及び非希望型のことを指すが、合計で84万7千人。
4. ニートと学歴とは強い関係があることもわかった。ニートの圧倒的多数は、高等教育を受けていない。
5. また今回わかったことだが、ニートをめぐる厳しい経済状況。従来、ニートとは裕福な親が子供を甘やかした結果、子供が就業に対して無気力になったのだろうとの批判があったが、実態は大きく異なる。ニートが生まれるのは、経済的に余裕のある家庭よりも、むしろ経済的に苦しい家庭であるという傾向が強まりつつある。

元記事とデータ要チェック。
#へんなカテゴリ増やしてしまった。何か適切なカテゴリ他にないだろうか

#4/19追記
NEETは経済学の用語らしい。社会学「sociology」とカテゴリをつけたが変更
不登校、ひきこもり、ニートはもっと勉強しなくては。