1人サマータイム

 IT業界から教員になって一番の変化は勤務時間のシフトだった。昼前から夜中までだったのが、朝一番から夕方までと変化したのだ。さらに自分のしたい仕事に十分な時間を確保するために更にそのシフトを前にずらした。具体的には帰宅して家族と夕食をとると子どもと一緒に9時までには眠ってしまい、深夜3時過ぎに起き6時までの3時間を調べ物や授業の準備、勉強に使うようになった。松村太郎さんのtarosite.netを読んでいてそんなことを思い出した。

ページが見つかりませんでした | [ t] TAROSITE.NET

 個人の裁量の範囲でだってライフサイクルを夏時間に変更して「1人サマータイム」を実施することだって出来るんじゃないだろうか。僕みたいなニー トの場合は多田単にちょっと早起きしてちょっとは屋根をするだけでもちろん可能だ。しかし親友で六本木ヒルズ界隈に勤務しているサラリーマンであっても、 夏になると朝7時に出社して17時頃には残業付きで退社するという生活をしているそうだ。決して不可能ではないはずだ。

 静まり返った深夜に目を覚まし1日をはじめる、新聞配達のバイクの音を遠くに聞きながら窓の外が白んで行くのを感じる。1日の終わりを引き伸ばす夜更かしとは違い清清しい。僕にはそう思えた。